【鹿児島】島津家ゆかりの国名勝「上御庭」 23日公開

 鹿児島市玉里町の国名勝「旧島津氏玉里邸庭園」の上御庭(うえおにわ)が3月23日、約2年4か月ぶりに一般公開される。市教育委員会の文化財課職員によるガイドツアーも予定されており、市が来園を呼びかけている。

女子高内 2年4か月ぶり一般に


上御庭の一般公開に関するチラシ(提供:鹿児島市教育委員会)


 同課によると、庭園は1835年、島津家27代当主・斉興によって造営され、火山噴火の産物である溶結凝灰岩で作られた灯籠や石塀などが特徴。下御庭は一般公開されているが、鹿児島女子高敷地内にある上御庭は普段、非公開となっている。


 同課の担当者は「貴重な機会なので、水の張った池のほとりを散策してほしい」としている。

 午前9時~午後5時(入園は午後4時半まで)、観覧無料。ガイドツアーは午前9時半、同11時、午後2時、同3時半から。問い合わせは同課(099-227-1962)へ。


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