【大分】イオン湯布院店が開業 観光客の需要にも対応
総合スーパー「イオン湯布院店」が3月29日、大分県由布市湯布院町川上にオープンした。
12か国語対応の翻訳機器を導入
観光地に立地するため、地元住民だけでなく国内外の観光客の来店も見込んでおり、地酒や土産品をそろえる。免税カウンターには、12か国語対応の翻訳機器を県内のイオンで初めて導入した。
JR由布院駅から東に約300メートルの場所にあり、2023年5月に老朽化のため閉店した「マックスバリュ湯布院店」を建て替えた。2階建ての店舗には、生鮮品や総菜などの食品や医薬品、衣料品の売り場があり、100円ショップ「ダイソー」やクリーニング店も入っている。店舗面積は約3800平方メートルで、95台分の駐車場を整備した。
午前9時のオープンを前に約150人が列を作り、開店と同時に多くの客が野菜や精肉、卵などを買い求めていた。イオン九州の柴田祐司社長は「アットホームな店づくりで湯布院の街に寄り添っていく」と語った。