【佐賀】神埼市にトウモロコシ園 6月オープンを目指す
「農福連携」の形で観光トウモロコシ園作りをめざす神埼市神埼町の農業緒方聖久(きよひさ)さんらが4月11日、ビニールハウスで種から育てた苗を近くの畑に植え替えた。
作業には、緒方さんが有償で仕事を委託した近所の就労継続支援事業所B型「めぶき」の4人が参加。現場で植え方などを確認した事業所の指導員に教えてもらいながら、1本ずつていねいに植えていった。約18アールの畑に計6500~7000本植える予定で、天候が良ければ6月中旬にはオープンできるという。
「めぶき」に通う平島ひとみさんは、ハウスでの種まきにも従事した。「ちゃんと育つか不安だったけど、大きくなってくれてうれしい。見守っていくのが楽しみ」と喜んでいた。
緒方さんは「種のまき忘れがなく、歩留まりがとても良かった。今日の仕事も上達が早く、安心して任せられる」と頼もしそうに話していた。