【鹿児島】薩摩川内に九電の複合施設「センノオト」が誕生
九州電力は4月17日、鹿児島県薩摩川内市の川内文化ホール跡地にオープンする複合施設「センノオト」の関係者向けの内覧会を開いた。キッチンスペースや会議室のほか、約1万2000冊の書籍をそろえる。開業は29日。
センノオトが目指すのは、子育て世代を中心とした親子3世代が集う憩いの空間。木造2階建ての本館と同1階建ての別館からなり、芝生広場や立体駐車場もある。敷地は約8500平方メートル。
本館1階にはカフェ「スターバックス」が入り、コーヒーを飲みながら本を読める。IHクッキングヒーターを設置したキッチンスペースや会議室3室、学習席41席を設けた。本館2階には九電の川内営業所と川内原子力総合事務所が入る。別館はキッズスペースになっており、子どもたちが自由に読書や工作を楽しめる。
九電業務本部の内藤誠治・管財センター長は「にぎわいを発信していきたい」と話した。