【宮崎】都城、国富、日南の広報紙が全国コンクールで入選

 自治体の優れた広報紙などを表彰する2024年「全国広報コンクール」(日本広報協会主催、読売新聞社など後援)で、宮崎県内からは都城市が広報紙部門(市部)で入選2席、国富町が広報紙部門(町村部)で入選3席、広報写真部門(組み写真部)で入選、日南市は広報写真部門(一枚写真部)で入選を果たした。

《都城市》写真と見出しに力


「広報都城」を手がける都城市秘書広報課の職員

 都城市は昨年の広報紙部門(市部)入選からのランクアップとなった。対象となったのは「広報都城」23年12月号で、子育て応援をテーマに計8ページの特集を組んだ。内容の充実度はもちろん、子どもや保護者の笑顔あふれるカラー写真、読者の目を引く大きな見出しなどにもこだわった。

 市秘書広報課の橋口博文さんは「最近は市民の方々から『写真がいい』『読みやすくなった』などの反応がはがきで届くようになった。これからも読んでもらえる広報紙を作っていきたい」と意気込む。

《国富町》特集「出会い大切に」


入選した「広報くにとみ」を手にする吉田さん(提供:国富町)

 広報紙部門入選3席となった国富町の「広報くにとみ」23年11月号は、認知症をテーマに11ページにわたって特集。町内の県立本庄高サッカー部を取り上げた「広報くにとみ」23年7月号が広報写真部門入選に輝いた。同町の入選は初といい、町総務課の吉田翔さんは「一期一会の出会いを大切にしながら、毎号しっかり向き合って作成したい」と話した。

《日南市》カツオと漁師が飾る


入選した広報紙「好きですにちなん」の表紙(提供:日南市)


 日南市は市が誇るカツオ一本釣りをテーマに、青空の下、漁師がカツオを掲げる様子が表紙を飾った広報紙「好きですにちなん」23年5月号で広報写真部門入選となった。


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