【大分】「iichiko総合文化センター」の改修工事が終了

 2023年4月から行われていた大分市高砂町の「iichiko総合文化センター」の改修工事が終わった。5月19日以降、コンサートなどが順次再開されている。


改修工事を終えた大ホール「iichikoグランシアタ」

 大分県立総合文化センターとして、1998年に開館。2005年4月からは、iichiko総合文化センターの愛称で親しまれている。

 これまで大ホールや中ホールの天井をつり下げていたが、鉄骨を追加して直接固定して耐震化。利用客らからの要望を受けて女性用トイレの個室を増設したり、車いすスペースを約2倍に拡大したりした。総事業費は約28億4000万円。

 5月18日にあった記念式典には、関係者約30人のほか、多くの県民も出席。佐藤樹一郎知事は「多くの県民が(利用再開を)待ち望んでおり、県としてもこの上ない喜びだ。これまで以上に充実した時間を過ごしてもらえる魅力的なホールになった」とあいさつした。

 この後、参加者は大ホールに移動し、ジュニアオーケストラの演奏に耳を傾けていた。


advertisement