【佐賀】タイ総領事が知事と面会「佐賀をモデルに交流」

 タイ福岡総領事館(福岡市)のゴーソン・サティタマジット総領事(47)が6月11日、佐賀県庁を訪れ、山口祥義知事と面会した。

 同国の福岡総領事館は中国、九州両地方、沖縄の13県を管轄している。サティタマジット総領事は2001年に同国外務省に入省。福岡には3月に着任し、今回はあいさつとして訪れた。


山口知事(左)にあいさつしたサティタマジット総領事

 山口知事は、県内で毎年、タイをテーマにしたフェスを開催していることに触れ、「スポーツや文化など様々な面で、タイとの交流を深めていきたいと思っている」と話した。サティタマジット総領事はフェスに参加したいとの意向を示し、「佐賀の取り組みを先行モデルとして、タイ関係の事業の際には他県も参考にしていただくよう呼びかけたい」と述べた。

 また、山口知事との面会前には、県立九州陶磁文化館(有田町)などを訪れたといい、有田焼とタイの陶磁器は影響を与え合ったことについて、「タイと佐賀の長い交流の歴史を実感できた」と話していた。


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