【山口】8月13日に関門海峡花火大会 下関側は40回目
恒例の「関門海峡花火大会」が8月13日夜、山口県下関市と北九州市で開かれる。実行委員会(事務局・一般財団法人下関21世紀協会)の主催で、両岸から約7500発ずつ計約1万5000発が打ち上げられ、関門海峡の夜空を彩る。今年は下関側の開催が40回目を迎えることから、特別に一尺玉40連発が繰り広げられる。
一尺玉40連発!ドローンショーも
花火大会は1985年、下関21世紀協会の主催で始まった。88年からは北九州市門司区側からも打ち上げられるようになり、両市の合同開催は今年で37回目となる。
下関側では午後7時40分から岬之町ふ頭で開会式が行われ、花火は2部構成で披露される。第1部は7時50分から、第2部は8時30分からで、一尺玉40連発のほか、水中花火や、中越地震などの被災地の復興祈願として不死鳥をイメージした花火「フェニックス」などを楽しめる。最後は8時40分、一尺五寸玉2連発で締めくくる。
開会式前の7時20分~35分と、1部と2部の間の8時15分~30分には、光るドローン800機によるショー(ドローンスクール下関主催)もある。
岬之町ふ頭・あるかぽーと、カモンワーフ、唐戸市場前の3か所には、絶好の位置で鑑賞できる有料エリアを開設。料金は大会公式サイトで確認でき、チケットはリンク先の有名プレイガイドなどで購入できる。
大会会長の中野秀行・下関21世紀協会理事長は「多くの市民に誇りを感じ、若い世代に引き継いでもらえるよう、魅力にあふれる花火大会にしたい」と話している。問い合わせは同協会(083-223-2001)へ。