【大分】水しぶきで涼を堪能 宇佐の「東椎屋の滝」
厳しい暑さが続く中、大分県宇佐市安心院町にある「東椎屋の滝」が、涼を求める人たちの人気を呼んでいる。
同町中心部から約10キロの山中にあり、森林を抜けた先の断崖を落差85メートルの滝が垂直に流れ落ちている。滝つぼのそばまで近づくと、水しぶきを感じられる。
「九州華厳」の異名
宇佐市観光協会安心院部会によると、栃木県日光市の華厳の滝になぞらえて「九州華厳」の異名を持ち、1990年に「日本の滝百選」に認定された。江戸時代後期の学者で現在の日出町出身の帆足万里のお気に入りの場所だったという。
夫婦で訪れた中津市耶馬渓町の飲食業男性(70)は「水しぶきが気持ちよくて涼しい。滝の流れは見ていて飽きない」と堪能していた。
駐車場は乗用車300円など。問い合わせは同部会(0978-34-4839)へ。