【佐賀】県産イチゴ「いちごさん」を熱気球で世界に発信

 佐賀県産イチゴ「いちごさん」がデザインされた熱気球「いちごさんバルーン」が、9月にハンガリーで開催される世界選手権に出場することが決まり、関係者らが8月27日、県庁を訪れて山口祥義知事に意気込みを語った。


世界選手権に出場するいちごさんバルーン


 いちごさんバルーンは、いちごさんが売り出され始めた2018年にPRの一環として、JAさがが作成した。球皮の高さは約20メートルで、イチゴに似せた真っ赤な姿が特徴。世界選手権は9月6~14日に行われ、世界各国から120機が出場するという。


いちごさんバルーンの写真を手にする副島選手(左)と笹川選手


 知事訪問には、JAさがの関係者や、世界選手権に出場するパイロットの副島弘壮選手、チーフクルーの笹川和朗選手が出席。いちごさんバルーンは子どもに人気があることや、熱気球操縦の難しさなどを山口知事に説明した。佐賀県武雄市出身の副島選手は「地元佐賀のブランドイチゴの名前を背負って世界選手権に参加できることが、とても楽しみで誇りに思う」と話した。


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