【山口】「まちじゅうエヴァ」第4弾 宇部市で10月から!
山口県宇部市は10月4日~2025年1月19日、市内で人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」にちなんだイベント「まちじゅうエヴァンゲリオン」の第4弾を開催する。恒例となったグルメ企画やJR宇部線などの駅を巡るスタンプラリーのほか、彫刻デザイン案を募集するコンテストなどの新しい企画も実施。コンテストの最優秀作品は実際に制作し、市内に展示する計画。
シリーズを手掛けた庵野秀明監督が市出身であることをきっかけに、2021年度から毎年開催している。23年度の第3弾では、作中に登場する長さ7.3メートルの「ロンギヌスの槍(やり)」の巨大レプリカを制作。市内のときわ公園に展示すると、全国からファンらが訪れるなど話題となった。
彫刻デザイン案の募集期間は10月4日~12月4日。エヴァシリーズの中の印象に残っているキャラクターや場面、アイテムなどのデザイン案が自由に表現された作品を募集する。審査で最優秀作品に選ばれると、ロンギヌスの槍のレプリカを制作した同市の鉄工会社「宇部スチール」が、2025年度に鋳造するという。
ときわ公園で謎解きゲーム
同公園では、LINEなどを使って作品の登場人物「葛城ミサト」から指示を受けながら挑戦する「まちエヴァオリジナル謎解きゲーム ときわ公園、使徒襲来」も新たに実施。オリジナルストーリーの主人公として参加者が謎を解きながら園内を巡る。
そのほか、スマートフォンのアプリを利用して市内を散策し、位置情報と連動して自動で葛城ミサトの音声や音楽が流れる回遊サウンドツアーなども展開する。
篠崎圭二市長は8月28日の定例記者会見で「今回も様々な企画を用意している。多くの方に宇部市に来て楽しんでもらいたい」と語った。
詳細は9月中旬以降に公式ウェブサイトに掲載されるほか、公式X(旧ツイッター)でも情報発信を行うという。