【宮崎】観光地を巡る「高千穂すごろく」 試作品が完成
サイコロを振り、ボード上で宮崎県高千穂町内の観光スポットを巡る「高千穂すごろく」の試作品ができた。今後微修正をして完成させ、11月に町内の宿泊施設に配布して町を訪れた宿泊客らに楽しんでもらう予定という。
11月に宿泊施設に配布
高千穂すごろくは町観光協会の竹尾通洋会長が発案し、同協会で就業体験を行った宮崎大の学生2人や同町出身のデザイナー工藤恭弘さんが製作してきた。高千穂峡や高千穂神社、国見ヶ丘などのスポットを進みながらゴールを目指すもので、各マスには「神話に登場する神様の名前を3人言えたら4マス進む」などの問題も登場する。サイコロとプレーヤーのコマは県産ヒノキを使用した。
9月6日に町内でお披露目のセレモニーがあり、高千穂高生徒や町内の関係機関から計12人が参加して対戦。参加した高千穂高3年の飯干蓮さん(18)は「すごろくをしたのは小学生以来。おのころ池など知らないスポットもあり、勉強になりました」と話していた。