【大分】大分ファンと情報発信!魅力伝えるサイト始動へ
大分県は、大分のファンが一緒になって魅力を発掘・発信するプロジェクト「おおいたファンコミュニティ DIG OITA」を11月、本格的に始める。ファン会員がSNSで発信する旬の情報を公式サイトで紹介するなどし、観光誘客につなげる。現在、ファン登録してくれる企業や個人を募集している。
メンバーやサポーター募集
大分、福岡両県で4~6月に開催された大型観光企画「福岡・大分デスティネーションキャンペーン(DC)」では、大分県内約440の企業などが「おもてなし宣言団体」に登録し、DCを盛り上げた。期間中約146億円の経済波及効果があったとされる。
プロジェクトは、DC終了後もこの成果を観光の活性化に生かそうと企画。名称には「大分の魅力を深掘り(dig)し、発信してもらう」という意味を込めている。
公式サイトでは、会員のSNS投稿を編集した記事を掲載したり、投稿そのものを表示したりする。会員限定の体験型イベントも開き、年度末には魅力発信に貢献した会員の表彰も予定している。
個人が対象の「DIGメンバー」、企業・団体の「DIGサポーター」を、9月19日から告知用サイトで募っている。
佐藤樹一郎知事は19日の定例記者会見で「取り組みを一過性にせず、次につなげたい。ぜひ登録し、大分の魅力を一緒に発信してほしい」と話した。