【山口】タレント村谷はるなさんが衆院選の投票呼びかけ

 山口県選挙管理委員会は10月16日、衆院選での投票を呼びかけるキックオフイベントを県庁で開いた。選挙啓発アンバサダーは「女子高生ミスコン2022」でグランプリに輝いた周南市出身のタレント・村谷はるなさん(18)が務め、若年層を中心にPRする。

若年層にPR

 県選管によると、前回選(2021年)の県内投票率は49.67%で全国最下位だった。若年層(18~29歳)は30%を下回り、特に20~24歳は24.51%で一番低かった。県選管は投票率向上を目指して「はじめの一票 それは未来へのスタートライン」をキャッチコピーに定め、今回初めて導入した啓発アンバサダーに、若者からの注目度が高くSNSでの発信力がある村谷さんを迎えた。


キックオフイベントに臨む村谷さん(左)と片山事務局長


 この日は、県選管の片山勉事務局長が「投票率は若年層を中心に低下している。一人でも多く投票してもらえるように取り組んでいく」とあいさつ。村谷さんは「18歳になって初めて国政選挙に参加する。アンバサダーとして投票の大切さを伝えたい」と意気込んだ。


 県選管はこのほか、テレビCMやコンビニ店で選挙啓発動画を流し、チラシを配るなどして選挙期日や投票時間の周知を図る。


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