【宮崎】朝ドラのヒロインに 宮崎市出身・高石さんに期待
2025年秋から放送されるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」のヒロインに、宮崎市出身の女優・高石あかりさん(21)が起用されることになった。高い演技力で活躍の場を広げており、宮崎県内でも期待の声が上がっている。
「ばけばけ」に起用
高石さんは映画「ベイビーわるきゅーれ」シリーズで主演を務め、最新作「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」では県内がロケ地となり、県庁でも撮影が行われた。県の「みやざき大使」を委嘱されている。
同シリーズを上映してきた宮崎キネマ館(宮崎市)の喜田惇郎支配人は「シリーズだけを見ても、作品を追うごとにどんどん演技の幅を広げられてきた印象。さらに成長された高石さんをテレビで見るのが楽しみ」と話している。
高い演技力「活躍が楽しみ」
河野俊嗣知事も10月31日の定例記者会見で「大変うれしく、元気の出るビッグニュース。多くの人が目にする国民的なドラマでの活躍が本当に楽しみ」と述べた。
ばけばけで高石さんは、「怪談」などで知られる明治期の作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻セツがモデルの松野トキを演じる。高石さんの起用はNHK大阪放送局が10月29日に発表した。