【大分】演出家ら4人が地域の魅力を発信 大分市が委嘱
平川雄一朗さんら「アンバサダー」
大分市は11月7日、市出身の演出家で映画監督の平川雄一朗さん(52)ら4人に、市の歴史や食、観光などをPRする市魅力発信アンバサダーを委嘱した。市出身の人気タレント・指原莉乃さん(31)が務めていた市観光大使の制度は今年度で廃止した。
指原さんの観光大使に代わり
市は2012年に観光大使を創設し、第1号に任命された指原さんが24年5月の任期満了まで4期12年務めていた。ただ、観光に限定した名称だったことなどから、観光大使に代わって新たに魅力発信応援制度を創設した。
アンバサダーは市ゆかりの個人や団体が務め、任期は設けない。第1弾は、映画「ツナグ」などで知られる平川さんのほか、市在住の画家・北村直登さん(45)、市出身でパリ五輪フェンシング男子フルーレ団体金メダリストの敷根崇裕さん(26)、市内で映画のロケを行った山梨県出身の映画監督・成島出さん(63)が選ばれた。
画家やメダリストも
市役所で開かれた委嘱状交付式には平川さんと北村さんが出席。足立信也市長が「機会がある度に大分市に触れてほしい」と要望し、平川さんは「責任感をもって市の魅力を伝えていく」、北村さんは「たくさんの人に大分市に来てもらえるように活動する」と語った。