【宮崎】志布志道路「都城―乙房IC」が2月15日に開通
国土交通省宮崎河川国道事務所は11月27日、宮崎県都城市と鹿児島県志布志市をつなぐ「都城志布志道路」について、都城インターチェンジ(IC)―乙房IC間(5.7キロ)が2025年2月15日午後4時に開通すると発表した。宮崎県内の整備区間はすべて開通し、残すは鹿児島県の志布志IC―志布志港間(3.2キロ)のみとなる。
同事務所によると、都城志布志道路は全長約44キロの高規格道路。完成すると都城市と志布志港の輸送時間が短縮され、農産品などの物流促進が期待されている。また、交通利便性の向上で企業立地が進み、雇用の創出や定住人口の増加も見込まれるという。
2024年度内に全線が開通する計画。河野俊嗣知事は「鹿児島県との広域的な道路ネットワークの充実が図られ、農畜産業の振興、大規模災害時の救急救命活動などに大きく寄与すると大変うれしく思う」とのコメントを出した。