【大分】バスの良さを知ってほしい!県が無料デーを実施
利用者が減少しているバスの良さを知ってもらおうと、大分県は12月15日と2025年1月15、22日の計3日間、県内の事業者が運行する路線バスを無料で利用できる「バスむりょうデー」を行う。利用者へのアンケートも行い、事業者の運行計画の作成などに役立ててもらう。
12月15日 1月15、22日
対象は、大分バスや臼津交通など9事業者の路線バス。整理券の受け取りやICカードのタッチをせずに乗車し、そのまま降車する。高速・特急バスや空港バスなどは対象外で、詳細は県のホームページで確認できる。
県内ではコロナ禍以降の利用者の減少や乗務員不足などから、路線バスの減便や値上げが続いている。県は乗車の体験を通じて利用者を増やすとともに、環境負荷の軽減や渋滞緩和につなげることも狙う。事業費は約7600万円。
期間中、バス停で調査員がアンケートし、協力者には抽選で景品を贈る。アンケート結果は年度内に事業者に渡す予定。
佐藤樹一郎知事は定例記者会見で「親子で乗車するなど、バスの旅を楽しんでもらいたい」と呼びかけている。
問い合わせは県地域交通・物流対策室(097-506-2153)へ。