【宮崎】ツリーに負けない!カラフル大根やぐら 宮崎市
大根を寒風にさらして乾燥させる「大根やぐら」のライトアップが12月13日、干し大根の産地として知られる宮崎市田野町で始まった。赤や青、緑などカラフルな光で照らされ、幻想的な雰囲気を演出している。
同市田野、清武町は干し大根の生産が盛んで、大根を1本丸ごと干す大根やぐらは冬の風物詩となっている。伝統的な農業文化を維持しているとして、2021年に日本農業遺産に登録され、地元生産者らが毎年ライトアップを行っている。
田野地区交流センター北分館近くにある高さ約6メートル、長さ約30メートルのやぐらが光を浴びて闇夜に浮かび上がり、見物に訪れた同市の会社員(58)は「クリスマスツリーに負けないくらいきれい」と話した。
ライトアップは午後6~10時で、2025年1月16日まで。