【宮崎】都城の新陸上競技場は「クロキリスタジアム」に
宮崎県都城市山之口町に完成した新しい県陸上競技場の愛称が「KUROKIRI STADIUM(クロキリスタジアム)」に決まった。芋焼酎「黒霧島」で知られる都城市の霧島酒造が命名権(ネーミングライツ)を取得した。県が1月15日に発表した。
隣接する補助競技場にも同社の「赤霧島」から取った「AKAKIRI FIELD(アカキリフィールド)」、両施設がある都城市山之口運動公園には「霧島酒造スポーツランド都城」との愛称が付いた。
命名権料は年1000万円で、県と都城市が受ける。同市は県と共同で補助競技場などを整備した。契約期間は2025年4月から5年間。
河野俊嗣知事は15日の定例記者会見で「宮崎と焼酎が結びつき、知名度の高いネーミング。多くの方に親しんでいただきたい」と語った。霧島酒造は「地域と共に発展する企業として、運動公園の拡充や良好なスポーツ環境の提供に貢献していく」とのコメントを出した。