【佐賀】サガ・ライトファンタジー 10月に前倒しで開幕

 佐賀市の新市誕生から20年となる10月1日、夜の街並みをイルミネーションで彩る恒例の「サガ・ライトファンタジー」が市中心部の中央大通りで始まる。点灯セレモニーが行われ、期間中は約108万個のLED電球が1.6キロの通り沿いにある街路樹や建物を幻想的に照らす。


2024年のサガ・ライトファンタジーの様子(写真はいずれもサガ・ライトファンタジー実行委員会事務局提供)

 唐人町商店街や大学、警察署などでつくる実行委員会の主催で、今回で37回目。例年は佐賀インターナショナルバルーンフェスタの前夜祭として10月末頃に始まるが、2025年は05年10月1日に1市3町1村が新設合併して佐賀市が誕生して20周年となることから、前倒しして開催される。

10月1日に点灯式

 10月1日の点灯セレモニーは唐人町緑道広場であり、午後6時半から点灯式を実施。佐賀の土産や工芸品などを販売するマルシェやステージイベントが会場を盛り上げる。20周年にちなみ、「20」にまつわるエピソードをボードに書いて記念撮影する企画も予定されている。


2024年のパレードの様子

 26年1月12日までの期間中の午後5時~10時半、「光のトンネル」とも称される空間を楽しめるほか、地元商店や学生などによる市民参加型の飾り付けがある。

 また、10月29日にはバルーンフェスタ(10月30日~11月3日)の前夜祭としてパレードやストリートイベントが催される。サガ・ライトファンタジー実行委員会の担当者は「温かく幻想的な光の世界を届ける。家族や友人と一緒に心癒やされるひとときを過ごしてほしい」と来場を呼びかけている。

 問い合わせは実行委事務局(佐賀市中心市街地振興室内、0952-40-7104)へ。


advertisement