【宮崎】期間限定! プレミアムな青島の夜を楽しんで
宮崎市を代表する観光地の青島を夜も楽しんでもらおうと、普段はできない日没後の青島神社境内の散策など五つの体験が有料でできる期間限定の観光事業が9月27日スタートした。主催する市観光協会は「プレミアムな青島の一夜を楽しんでほしい」としている。12月14日まで。
12月14日まで、五つの体験
「青島五感プレミアム体験事業」と銘打った今回の取り組みは、期間中の午後5~9時に行う。「神聖なる本島体験」と名づけた日没後の入島体験は、ライトアップされた青島と青島神社に午後5時から入ることができる。当日参加可能。1人1000円(6歳未満は無料)。
このほか、神話の舞台として知られる青島について、青島神社の宮司らから話を聞くツアー「青島神社20代宮司等とめぐる神話体験」(1人5000円、要予約)、人工知能(AI)を使い、まるで宮司が近くにいるかのような音声ガイドで歴史や逸話を学べる「語り合えるAI宮司 青島ナビ」(1人3000円、要予約)も用意。神楽装束を着用し、足さばきなどを学ぶ「青島神楽特別体験」(1人1万円、要予約)、宮崎産の食材を使ったディナー(1人2万5000円、要予約)もある。
夜のコンテンツで集客!
現在の青島は、夕方から夜にかけて観光コンテンツが乏しいという。そこで神話や自然、歴史を生かし、夕方以降も楽しめるように今回の事業を企画。観光庁の地方創生プレミアムインバウンドツアー集中展開事業の採択を受けており、事業を通し訪日客を含め7000人の集客を目指す。
事業に合わせ、宮崎市も10月19日まで、青島周辺の飲食店の自慢の一品を楽しめる「青島グルメぐり」を行う。額面2500円分を2000円で買えるチケットを販売し、参加店舗を3か所巡ると参加できるスタンプラリーも行う。
事業のスタートを前に9月24日夜、ライトアップされた青島神社や青島神楽特別体験の様子が報道陣に披露された。市観光協会の長田将明常務理事は「五感で青島を楽しんでほしい」と話し、市観光戦略課の本間彰人課長も「青島は夜も楽しめるということを周知していきたい」と述べた。
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