【熊本】市電の新型車両出発式 黒と白で熊本城イメージ 

 熊本市交通局は11月10日、上熊本停留場(熊本市西区)で新型車両の出発式を行った。同型車両では3編成目で、年内にもう1編成導入される予定。

運転士用ミラーを増やすなどして安全性向上


新型車両に出発の合図を送る大西市長

 同局によると、車両は3両編成(定員112人)で全長は21.35メートルの超低床車両「2400形」。予算は約4億5000万円で、熊本城をイメージし、黒と白を基調としている。車内には折りたたみ式スロープや車いす・ベビーカー専用のスペースも設けられている。また、今回の車両は乗務員の意見を参考に、運転士用ミラーを大きくしたり、増やしたりして安全性を向上させたという。

 出発式で、大西一史市長は「色んな困難やトラブル、インシデントがあった。これらを乗り越え、市民の希望となる運行ができる様に頑張っていきたい」と語った。


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