【長崎】「幻の高来そば」 諫早市で白い花が咲き誇る

 長崎県諫早市高来(たかき)町で、「幻の高来そば」と呼ばれる在来種のソバの白い花が咲き誇り、訪れた人を楽しませている。


白いじゅうたんのように広がるソバの花

 同町金崎地区で、農家が米や野菜作りの傍ら代々育てていたが、高齢化で栽培農家が減少。2010年に地元農家らが「幻の高来そば振興協議会」を結成し、現在は町内各地にある計11ヘクタールの畑で栽培している。

 11月下旬に収穫予定で、同協議会長の山口徳男さん(79)は「今年は花付きがよく、収穫が楽しみ」と話している。


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