【大分】津久見でモイカを味わう! 1月末まで11店舗で
秋から冬にかけて旬を迎える「モイカ(アオリイカ)」を使った料理を楽しむイベントが、11月15日から大分県津久見市内11か所の飲食店で開かれる。2026年1月末まで。主催する市観光協会は「『イカの王様』と呼ばれる高級食材を多くの人に味わってほしい」とPRしている。
地産地消を通した観光・地域振興を目的に企画し、今回で15回目。津久見市沖の豊かな藻場で育ったモイカは、身が厚くもちもちとした食感で、上品なうまみと甘みが特長だという。
漁は、円弧状に投げ入れた長さ100メートルほどの網で生け捕りにする伝統漁法で行う。漁師の勘に頼る「行き当たりばったり」な漁法から、「バッタリ漁」と呼ばれる。捕ったモイカは県漁業協同組合津久見支店の専用いけすで管理され、新鮮な状態で各料理店に運ばれる。
「ヨコヅーナ」も一緒に
参加店舗は、刺し身やチャンポン、丼などを提供(一部は要予約)。今回は、モイカと津久見湾で養殖した本マグロ「ヨコヅーナ」の両方を味わえる定食なども充実させた。
市特産のシトラスを使った「大分むぎ焼酎二階堂」のソーダ割りと、一夜干しなどの一品料理を楽しむ「モイカナイトフェス」も同日程で開かれる。
市観光協会の河村和彦会長は「昼も夜も、生きのいいモイカを楽しんでもらいたい」と話している。食事券などが当たるデジタルスタンプラリーもある。問い合わせは同協会(0972-82-9521)へ。
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