【大分】日田市の松原ダムで紅葉が見頃に　遊覧船が人気

　大分県日田市の松原ダム周辺の木々が美しく色づき、「梅林湖」と呼ばれるダム湖を巡る紅葉見物の遊覧船が人気を呼んでいる。今年はダムの水位が低いため、底に沈んだ住居や発電所跡なども見ることができるという。

ダム湖を走る遊覧船

　遊覧船は20人乗り。松原ダム資料室(まつばら館)下の発着場から上流にある下筌(しもうけ)ダムなどに向かい、折り返す。所要時間は約1時間。運航する松原ダム遊覧観光によると、今年の紅葉は遅れ気味だったものの、今月に入って急に色づいた。今月いっぱいは楽しめそうだという。

　午前10時、正午、午後2時の1日3回運航する。中学生以上2000円、小学生1000円、未就学児無料。前日までに予約する。昨年まで4人以下の場合は運航しなかったが、今年から全員で1万円を支払えば運航する仕組みに改めた。申し込みは同社(080-6409-8718)へ。