【山口】エヴァ「初号機」左手の彫刻が出現! 宇部市に 

 人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズの聖地として知られる山口県宇部市に、作品をモチーフにした彫刻が新たに完成した。市内ではイベント「まちじゅうエヴァンゲリオン」の第5弾も始まり、ファンの注目度が高まっている。


JR宇部新川駅前に設置されたエヴァンゲリオン初号機の手をモチーフにした彫刻

 彫刻は、主人公が搭乗するエヴァンゲリオン初号機の左手が地面から出てきたように見えるデザインで、2024年の彫刻デザイン案コンテストで最優秀に選ばれた作品を基に、宇部市の鉄工会社「宇部スチール」が制作した。

 全長約3.6メートル、幅、高さともに約1.4メートルの大きさで、2021年に公開された「シン・エヴァンゲリオン劇場版」のラストシーンで描かれた風景のモデルとされるJR宇部新川駅前に設置された。


左手が地面から出てきたように見える巨大彫刻


 宇部市はシリーズを手掛けた庵野秀明監督の出身地。まちじゅうエヴァンゲリオンは26年3月15日までで、飲食店などで作品ゆかりのオリジナルメニューの販売やスタンプラリーなどが行われる。

 彫刻の初披露となった11月20日は多くの関係者やファンが訪れ、記念撮影するなどした。篠崎圭二市長は「エヴァンゲリオンと宇部市が融合した彫刻とともにイベントも楽しんでもらいたい」と話していた。


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