キミにきめた! ミクスタ北九州のピッチがモンスターボールに変身?

モンスターボールのような、デス・スターのような...(提供:北九州スタジアム)

記事 INDEX

  • オフシーズンのファンサービス
  • モンスターボールっぽい
  • 公式ルールでは可能?

 サッカーJ2・ギラヴァンツ北九州のホームスタジアム「ミクニワールドスタジアム北九州」(北九州市小倉北区)のピッチが、"クセがスゴい"模様になっています。理由をミクスタに取材しました。


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オフシーズンのファンサービス


芝刈り機でピッチに模様を描く(提供:北九州スタジアム)

 ミクスタ広報によると、新型コロナウイルスの影響で1月30日に予定されていたラグビートップリーグの試合が中止になったこともあり、オフシーズンのファンサービスの一環として行いました。公式フェイスブックで写真を公開しています。

 模様の濃淡はどうやって出しているのでしょう。グラウンドキーパーの村上貴之さんは「多くの方が勘違いされるのですが、芝の長さは同じです。芝目を変えることで、光の当たる加減が変わって濃淡が生まれます」と説明してくれました。


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 芝生の育成にとっても良いそうです。「芝目を変えることによって、日光の当たり方が変わります。芝生がリフレッシュし、育成のムラも解消します。新シーズンに向けてピッチコンディションを上げるためでもあります」

モンスターボールっぽい


徐々に模様が完成していく(提供:北九州スタジアム)

 これまでに3種類の模様に挑戦しており、最初は中央から水の波紋が広がるようなサークル模様。次に円と曲線を組み合わせたモンスターボール風の模様になりました。現在はピッチサイドから波紋が拡がる模様になっています。

 ミクスタのフェイスブックでは「枯山水カット」「ナスカの地上絵」といった声のほか、人気アニメ「ポケットモンスター」のモンスターボールに似ているというコメントも寄せられています。


2月2日の芝刈りで新しくなった模様

 ミクスタ広報は「コロナ禍で暗いニュースが多いので、少しでも楽しんでもらいたいとの思いでやってみました。シーズンオフしかできないので、もうしばらくの間、面白い模様に挑戦してみるつもりです」と、新作にも乗り気です。

公式ルールでは可能?

 イングランド・プレミアリーグでは一時期、スタジアムのピッチに複雑な模様を施すことが流行しました。元日本代表FW岡崎慎司選手が所属していたレスターの本拠地「キング・パワー・スタジアム」が有名で、様々な模様がサポーターを楽しませましたが、その後の規則変更によって模様の統一が図られました。


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 Jリーグでは、リーグ公式のスタジアム基準に、ピッチの模様に関する記載はありません。ただ、国際サッカー評議会(IFAB)が定める「危険がないよう連続したラインでマークしなければならない」との競技規則を順守する立場。確認すると「スタジアム基準で規定する以前の『サッカーのルール』と捉えています」との回答でした。


ピッチにも海にも近いミクスタの客席

 そのような理由で、独創的な模様がギラヴァンツ北九州の新名物になることはなさそうです。ミクスタは「選手たちのプレーに影響が出てはいけませんから、シーズン開幕時は従来の縞模様に戻します。ミクスタは開放しているので、今なら見ることが可能です。客席とピッチの近さも体感してもらえたら」と話しています。


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