芦屋町地域おこし協力隊の卒業企画展「あしやまちまんが展」開催

芦屋町の魅力を漫画で発信してきた脇田さん

 福岡県芦屋町の地域おこし協力隊として3年間活動し、町の魅力を漫画でPRしてきた脇田彩友美(あゆみ)さんの卒業企画展「あしやまちまんが展」が、9月16日から町中央公民館の「ギャラリーあしや」で開かれる。9月末の任期終了を前に、これまで描いてきた漫画などを展示し、町への思いを伝える。27日まで。

地域を元気にする物語を

 脇田さんは志免町出身で、名古屋学芸大を卒業後、フランスのファッション専門学校に留学。卒業して帰国後は福岡市のデザイン会社などに勤務したが、趣味で描いていた漫画を仕事にできないかと考えていた。

 地域を元気にするような物語を描きたいと調べ物をしていた際、芦屋町が地域おこし協力隊を募集していることを知った。美しい海が、父親の故郷である熊本県天草地方の海に似ていることなどで親近感を持ち、町の歴史などにも魅力を感じて応募し、2023年10月に着任した。

 制作した漫画をインスタグラムで投稿するのが主な業務。芦屋の猫「アシニャン」が名品として知られる芦屋釜の作り方を小学生に教えるストーリーの4コマ漫画約50話を制作したほか、海岸を散歩していた際に見つけた漂流物を「数え切れないほど」紹介するなど、日常のなかで発見した魅力も発信してきた。

ふるさとの魅力を見つけて


自虐的なフレーズも添えられた展示会のポスター=芦屋町提供


 展示会では約700点を紹介する。ポスターには「知られていないのに、マンガ展やります。」「誰も来なかったらどうしよう…」と自虐的なフレーズもまじえた。どれだけ町の魅力を伝えられたのかという心残りと、展示会を機に今後もふるさとの魅力を発見してほしいとの願いを込める。退任後も芦屋町に住み、漫画の技術を生かした仕事を続けるという。


 入場無料。21日は休館。問い合わせはギャラリーあしや(093-222-1681)へ。


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