インスタ映え間違いなし キリンビール福岡工場のコスモスがすごい

 キリンビール福岡工場(福岡県朝倉市)のコスモスが満開を迎えています。11月10日まで「キリン コスモスフェスタ2019」が開かれており、期間限定のクラフトビールや料理も堪能でき、多くの観光客でにぎわっています。

ラグビーコート10面分に1000万本


 キリンビール福岡工場によると、コスモス園はラグビーコート10面分にあたる約7万平方メートルあり、そこに1000万本が植えられています。もとは麦の試験農場でしたが、22年前に役割を終え、コスモスを植えることになったそうです。コスモスは朝倉市の市花にもなっています。


展望台から見るとピンクのカーペットのよう

期間限定のコスモスビールが登場

 今年のコスモスフェスタでは、期間限定ビール「コスモスレッドIPA」「コスモスホワイトエール」(各400ミリ・リットルで税別630円)を会場のレストランで販売しています。キリンビールが監修し、「八女ブルワリー」(福岡県八女市)が醸造しました。詳しい製造法は企業秘密だそうですが、キリンビール福岡工場の麦汁を使い、仕込み段階でコスモスを使用。コスモスの色と香りを閉じ込めています。


 コスモスレッドはかんきつ系の香りが特徴で、ペールエールらしい、苦みとコクが楽しめます。アルコール度数は6%とやや高め。

 コスモスホワイトエールは大麦麦芽と小麦麦芽をブレンドし、ほんのりとしたコスモス香が感じられます。アルコール度数は5%で、ビールが苦手な人でも飲みやすくなっています。

ビール工場の見学も

 キリンビール福岡工場は工場見学も可能です。福岡工場は、敷地面積が55万7000平方メートルある国内最大のビール工場です。工場では24時間体制で「一番搾り」や「淡麗」などの主力商品群を製造。九州や山口県、沖縄県などの国内地域だけでなく、韓国や台湾へも輸出しています。

 見学の見所は巨大な麦汁ろ過槽です。最も大きな麦汁ろ過槽の内容量は125キロ・リットル。単純に計算すると、350ミリ・リットル缶で約35万7000本分に相当します。


工場見学では「一番搾り」や「一番搾り〈黒生〉」の試飲ができる

公共交通機関での来場がオススメ

 取材当日は祝日で、大分自動車道・筑後小郡インターチェンジからキリンビール福岡工場までの約5キロは、午前中から大渋滞でした。美味しく、楽しくビールを飲みたいなら、公共交通機関で行きましょう。

会場までのアクセス方法はこちら



advertisement

この記事をシェアする