「地球の歩き方」北九州市版が出るぞ! 市単位制作は全国初

「地球の歩き方」北九州市版の発売決定を発表する武内市長(中央)ら関係者

 海外旅行のガイドブックとして知られる「地球の歩き方」シリーズの国内版「北九州市版」が刊行されることが決まりました。市単位での制作は全国初で、九州地域が取り上げられるのも初めてとのことです。2024年2月の発売を予定しています。

来年2月に発売予定

 「地球の歩き方」社(東京都)は、2020年に初の国内版となる東京版を発行。これまでに京都や沖縄など9タイトルを刊行し、さらに3冊の新刊も予定されています。北九州市版は国内13番目のタイトルになります。

 「九州地域で初となる発行タイトルを検討するなかで、グルメや映画ロケ地など単独で幅広い素材を持つ北九州市がクローズアップされました」と同社。市内全7区の歴史や文化をひもとき、ものづくり、夜景、エンタメの聖地巡礼などを深掘りする内容になるそうです。


「地球の歩き方」北九州市版は2024年2月に発売予定


 北九州市で生まれた焼きうどん、酒店の一角で立ち飲みを楽しむ角打ち文化なども紹介する予定です。市民の台所と親しまれ、2度の大火からの復興が進む旦過(たんが)市場も取り上げるとのことです。


若松、戸畑両区を結ぶ若戸大橋(提供:北九州市「時と風の博物館」)


 北九州市特命大使に就いている市ゆかりの著名人に、各区のおすすめをピックアップしてもらい、掲載することも検討しています。ガイドブックのボリュームは、京都版や沖縄版と同じ程度の400ページ以上を想定しています。


ワクワクや楽しさを!

 「長年親しまれている個人旅行のバイブル『地球の歩き方』の目線で、北九州市の多様な魅力を取り上げていただくことにより、市内外の方々に北九州市のワクワクや楽しさを知っていただきたい」と武内和久市長。市職員や地域の関連団体などが連携し、情報提供に協力することにしています。

 「地球の歩き方」の宮田崇編集長は「地元の方々に手に取ってもらうのはもちろん、北九州市の魅力を全国に届けるべく、かゆいところにも手が届く一冊に仕上げたいと思います」とコメントしています。SNSなどで北九州市の情報発信とプロモーション支援を行う会社「gaaboo(ガーブー)」も、発売実現に尽力したそうです。


JR小倉駅とモノレール (提供:地球の歩き方)

門司港レトロの趣ある建物 (提供:地球の歩き方)


 表紙を飾るデザインは、公式ツイッターで公開投票が行われました。「JR小倉駅&モノレール」と「門司港レトロ」が同率1位になり、「その他」にも多くのコメントが寄せられたとのこと。今後、制作チームや関係者で協議して決めるそうです。価格は1冊2200円(税込み)になる予定です。


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