炭鉱社宅の記憶を後世に 大牟田の研究会が資料集刊行へ活動

元住民(左から3人目)と炭鉱社宅跡を巡る研究会のメンバーや嶋崎教授(左)

 福岡県大牟田市の市民グループ「三池炭鉱社宅史研究会」が早稲田大学の協力を得て、旧三井三池炭鉱の労働者やその家族らが住んでいた炭鉱社宅に関する聞き取り調査を行っている。1997年の閉山から四半世紀が過ぎ、かつて多くの人々でにぎわった炭鉱社宅の記憶の風化が進む中、研究会は証言や資料をデータベース化するなどし、6月にも社宅史資料集を刊行する計画だ。

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