【2022年】福岡の紅葉スポット20選 ~見所・見頃情報~

 公園や庭園、神社やお寺などの木々が鮮やかに色づき始める季節になりました。福岡県内で紅葉を楽しめるスポットをまとめました。秋を探しに出かけてみませんか。

情報は随時更新します。天候などにより時期は予想と異なる場合があります。


北九州エリア

小倉城庭園(北九州市)


庭園から小倉城を望む(提供:小倉城庭園)


 江戸時代の大名の庭園と武家の書院などを、小倉城主の下屋敷跡に再現している。秋にはヤマモミジなどの紅葉が見頃を迎える。日没から閉館までライトアップショーを毎日開催し、紅葉がさらに映える。

見頃:11月中旬~12月上旬頃
場所:北九州市小倉北区城内1-2
公式サイト

勝山公園(北九州市)


色づき始めた勝山公園の木々(提供:勝山公園)


 今年は日中の気温が高く、例年より早く葉が染まって散りそう。園内にはサクラの木が200本ほど植えられており、徐々に葉がオレンジ色に染まっていく。黄金色に輝くイチョウ並木もあり、散歩しながら秋を感じられる。

見頃:例年11月上旬~下旬
場所:北九州市小倉北区城内3
公式サイト

広寿山福聚寺(北九州市)


鮮やかに色づいたモミジ


 小倉藩主・小笠原忠真が1665年に創建した黄檗(おうばく)宗の寺。紅葉の時期には300~400本のイロハモミジが鮮やかに染まり、特別公開を行っている。

見頃:11月中旬~11月末
場所:北九州市小倉北区寿山町6-7

白野江植物公園(北九州市)


園内で楽しめる紅葉と秋咲きのサクラ(提供:白野江植物公園)

 イロハモミジ約800本が赤や黄、オレンジ色に染まり、イチョウやドウダンツツジ、サルスベリの紅葉も見られる。園内には60品種・約700本のサクラが植えられ、十月桜や子福桜など、秋から冬にかけて開花する秋咲きのサクラも同時に楽しめる。

見頃:11月下旬~12月上旬
場所:北九州市門司区白野江2
公式サイト

ます渕ダム(北九州市)

 貯水池周辺の木々が鮮やかに色づく。池にかかる橋や遊歩道の散策も楽しめる。

見頃:例年11月中旬~12月上旬
場所:北九州市小倉南区頂吉
サイト(北九州市の開花情報)

メタセの杜(築上町)


赤く染まる木々と並木道(提供:メタセの杜)

 物産館の周囲にメタセコイアとラクウショウの林があり、裏手には並木道がある。並木道は落ち葉で赤い絨毯(じゅうたん)のようになる。

見頃:11月中旬~12月上旬
場所:築上町弓の師765
公式サイト


advertisement

福岡エリア

紅葉八幡宮(福岡市)


モミジやイチョウの紅葉が楽しめる(提供:紅葉八幡宮)

 イロハモミジなど100本以上が赤や朱色に染まる。参道の両脇や本殿前にはカエデが植えられ、赤色のカエデの葉と朱色の本殿が映えるという。モミジが終わる頃には、イチョウが見頃を迎える。

見頃:11月下旬~12月上旬
場所:福岡市早良区高取1-26-55
公式サイト

楽水園(福岡市)

 オフィス街が広がる市街地の一角にありながら趣があり、深まる秋を感じられる。庭園内には約60本のイロハモミジなどが植えられ、赤やオレンジ色に染まる。

見頃:11月下旬~12月上旬
場所:福岡市博多区住吉2-10-7
公式サイト

油山市民の森(福岡市)


モミジやメタセコイアの木々(提供:油山市民の森)

 モミジは11月上中旬、メタセコイアは12月上中旬に楽しめる。リニューアル工事の影響で、11月以降の日曜・祝日は駐車場が混雑する可能性があり、公共交通機関の利用を勧めている。

見頃:11月上旬~12月中旬
場所:福岡市南区桧原855-4
公式サイト

秋月城跡(朝倉市)


真っ赤に染まる秋月城跡


 城跡の黒門近くに植えられたカエデ約20本が真っ赤に染まる。毎年、カップルや家族連れらが訪れ、記念写真を撮るなどして楽しんでいる。

見頃:11月下旬~12月上旬
場所:朝倉市秋月野鳥663

呑山観音寺(篠栗町)


境内に植えられたモミジやドウダンツツジ(提供:呑山観音寺)

 境内は標高約450メートルの山中にあり、早めに紅葉が始まりそう。百観音堂の周囲では、高さ約2メートルのドウダンツツジ約1000本が楽しめる。約1000本のモミジも見頃を迎える。

見頃:11月上中旬
場所:篠栗町萩尾227-4
公式サイト

雷山千如寺大悲王院(糸島市)


燃えるように色づく大カエデ

 樹齢約400年の県指定天然記念物「大カエデ」が迎える。大カエデは高さ約8.2メートル、幹回り約2.3メートルで、木全体が燃えるように色づくという。境内ではほかにも約200本の木々が秋色に染まり、全体的に11月いっぱい紅葉を楽しめるという。

見頃:11月上中旬
場所:糸島市雷山626
公式サイト

四王寺県民の森(宇美町)


秋の色に変わる森林(提供:四王寺県民の森)


 イロハモミジやラクウショウなど300本以上が育っている。約340ヘクタールの森は、宇美町、大野城市、太宰府市にまたがる。玄界灘や筑紫平野を一望でき、散策コースもある。特別史跡「大野城跡」など歴史を感じながらの紅葉狩りもおすすめ。

見頃:11月中下旬
場所:宇美町四王寺207
公式サイト


advertisement

筑後エリア

柳坂曽根の櫨並木(久留米市)


並木道を染めるハゼの木々(提供:久留米観光コンベンション国際交流協会)


 ハゼは約280年前、ロウソクの原料として植樹された。「柳坂曽根の櫨(はぜ)並木」は1964年に県の天然記念物に指定され、南北約1.2キロメートルに約260本が現存する。その紅葉は久留米市に秋の訪れを告げる風物詩となっている。

見頃:11月中下旬
場所:久留米市山本町豊田

本吉山清水寺本坊庭園(みやま市)


庭園の紅葉(提供:清水寺)


 庭園は、室町時代の画僧・雪舟が築いたと伝わる。園内には池や石庭などがあり、紅葉をゆっくり観賞できる。11月20日以降は特にきれいに見えるという。庭園の前にある大きなイチョウの木は11月末頃から散り始め、黄色い絨毯が敷き詰められる。

見頃:11月中下旬
場所:みやま市瀬高町本吉1119-1
公式サイト

八女津媛神社(八女市)


参道の紅葉と落ち葉(提供:八女市)

 境内に続く参道に、落ち葉が散って赤い絨毯のようになる。

見頃:10月下旬~11月上旬
場所:八女市矢部村北矢部4014

太原のイチョウ(広川町)


黄金色のイチョウ(提供:広川町観光協会)


 イチョウが植えられているのは私有地のため、期間外は見学できない。敷地内に約80本が植えられ、秋には一面が黄金色に染まる。期間中、毎年6万人ほどが訪れるという。臨時駐車場が設けられ、土日・祝日は駐車場とのシャトルバスを運行する。

見頃:11月13~25日(※期間中のみ鑑賞可能)
場所:広川町久泉
サイト(観覧情報=広川町観光協会)

筑豊エリア

英彦山(添田町)


様々な秋の表情が楽しめる(提供:添田町)

 福岡と大分にまたがる山で、標高1199メートルの山頂から色づき始める。山頂からの眺めは絶景で、山に映える紅葉が彩りを添える。

見頃:10月下旬~11月中旬
場所:添田町

麻生大浦荘(飯塚市)


芝生と紅葉のコントラストが美しい(提供:飯塚観光協会)


 筑豊御三家に数えられた麻生一族の住宅のひとつ。現在は麻生グループのサロンとして利用され、紅葉の時期に限り一般公開している。大正末期に建てられたとされる美しい邸宅からは、芝生が広がる庭園に赤や黄色に色づいた木々が映える。

見頃:11月23~30日(※期間中のみ見学可能)
場所:飯塚市立岩1060
サイト(紅葉特別公開の案内=飯塚市観光ポータル)

福智山ろく花公園(直方市)

 公園は標高100メートル前後に位置し、平地に比べて早く色づきそう。園内にあるモミジなどが徐々に染まる。

見頃:11月中旬~12月上旬
場所:直方市永満寺1498
公式サイト


advertisement

この記事をシェアする