「焼き小籠包」専門店が福岡・大名にオープン 上海ミシュランの名店が監修

 焼き小籠包の専門店「大壺秋(ダーフーシュー)」が2月21日、福岡市中央区大名にオープンしました。中国・上海でミシュラン(ビブグルマン)を獲得した名店「大壺春(ダーフーチュン)」による監修の元、日本向けに開発された焼き小籠包を提供しています。テイクアウトがメインで、10~20歳代の支持を集めています。大壺秋に足を運んでみました。


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天神西通りから徒歩1分

 店は、天神西通りのスターバックスコーヒーから西に80メートルほど進んだところにあります。入口横にテイクアウトやデリバリーサービス用の小窓があり、焼きたてを持ち帰る人の姿が見られました。


大きな文字の看板が目印

 店内には立食式のイートインスペースが設けられ、ガラスで仕切られた厨房の様子を見ながら小籠包の焼き上がりを待つことができます。


厨房の様子を見ながら待つことができる

 一度に最大70個まで焼けるという鍋に並んだ小籠包を見ていると、完成までの10分弱があっという間でした。この調理スタイルはプレオープン時から注目を集め、週末には1000個以上が売れる日もあったそうです。


小籠包を鍋いっぱいに並べて焼く


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箸で割ってから食すべし

 一般的な小籠包より一回り大きい大壺秋の焼き小籠包。もちもちの皮と香ばしい焼き目、箸で割った時にあふれ出る豚肉餡のスープが特徴です。


焼き小籠包

エビ入り焼き小籠包


 メニューは「焼き小籠包」(4個入り税込み550円)と「エビ入り焼き小籠包」(4個入り600円)があり、スタンダードな焼き小籠包の方がやや人気なのだそうです。そのまま口に運ぶと熱々のスープが飛び出して、やけどをしたり服が汚れるおそれがあるため、上面を箸で割って肉汁を吸いながら味わうのが基本の食べ方。イートインテーブルにはラー油や黒酢もあるので、「ちょい足し」しながら味の変化も楽しめます。店長の森友修一郎さんは、サイドメニューの「桜ワンタンスープ」(400円)に浸しながら食べるのがオススメと教えてくれました。


エビが入った桜ワンタンスープ


 福岡の新たなトレンドグルメとなりそうな焼き小籠包。店内で焼きたてを食べるのも、持ち帰って家族や友人とシェアするのもいいですね。



店名 大壺秋 本店
所在地 福岡市中央区大名1-13-9-1F
営業時間 11:00~20:00(仕込みがなくなり次第終了)
電話 092-707-0410
公式サイト https://da-fu-shu.com/


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