福智からVリーグへ! 女子バレー「カノアラウレアーズ」

記者会見に臨んだ選手ら

 福岡県福智町とホームタウン協定を結んでいる女子バレーボールのクラブチーム「カノアラウレアーズ福岡」は10月19日、町役場で記者会見を開き、2023~24シーズンのVリーグ参入が内定したことを明らかにした。県内初のプロ女子バレーボールチームが誕生することになる。

「3~5年で1部昇格」目標

 記者会見には運営法人の森田亜貴斗・代表理事兼監督や森裕介・球団本部長、主力選手らが出席。参入するカテゴリーは現時点では未定といい、女子2部(V2)の場合は3年、3部(V3=新設)の場合は5年で1部(V1)昇格を果たす目標を掲げた。

 森田代表理事兼監督は「大きな一歩を踏み出せた。最短でのV1昇格を目指していく」と決意を述べた。同席した黒土孝司町長も「夢がかなった。町としてできる支援をしていきたい」と語った。

 チームは、春日市を本拠地とした「福岡春日シーキャッツ」が前身。今年3月に福智町とホームタウン協定を結び、町内の体育館を練習拠点としている。今シーズンは9月に開かれた天皇杯・皇后杯全日本選手権大会の九州Bブロックで優勝し、12月のファイナルラウンドへの出場を決めるなど、公式戦で快進撃を続けている。


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