「資さん」障害児支援へ寄付 福岡県に107万円

 人気うどんチェーン「資(すけ)さんうどん」を運営する「資さん」(北九州市小倉南区)が、障害児を支援するための寄付金を福岡県に贈呈した。


大曲副知事(右)に目録を手渡した佐藤社長

 同社は九州・山口に約50店舗を展開。子どもたちの支援に力を入れていた創業者の思いを引き継ぎ、昨年7月に障害児を支援する目的で「資さんこども基金」を創設した。同9月に各店舗の電気を再生可能エネルギーに切り替え、電気料金の1%を社会貢献活動に充てる取り組みを開始。各店舗や本社に募金箱も設置し、基金を積み上げた。

 佐藤崇史社長らが11月24日に県庁を訪れ、大曲昭恵副知事に約107万円の目録を手渡した。佐藤社長は「子どもは地域の宝。継続して寄付できるように取り組んでいきたい」と話した。

 寄付金は発達障害児や医療的ケア児の支援、社会参加の促進などに充てられるという。


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