【くらし】地場銀行の住宅ローン、固定金利じわり上昇

 九州・山口の主要地方銀行が1日に公表した2月の住宅ローン金利は、福岡、佐賀、山口銀行などが固定10年の最優遇金利を引き上げた。引き上げ幅は0.05から0.55%。契約者の7割超が選ぶ変動金利は各行とも据え置いた。

変動は各行が据え置き

 肥後銀行は10年固定で0.55%の大幅引き上げで年1.5%に、山口銀行も0.35%引き上げて1.4%とした。福岡銀行も0.05%上乗せし、1.55%。一方で、宮崎銀行などは据え置いた。



 日本銀行による昨年12月の金融緩和策の修正で長期金利の変動幅が拡大したが、1月は長期金利の水準がやや低く推移し、対応が分かれたとみられる。


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