スターフライヤー×ジャパネット　機内販売でタッグ　

2023.02.28

　航空会社のスターフライヤー（北九州市）と通販大手のジャパネットホールディングス（HD、長崎県佐世保市）は2月27日、スマートフォンで機内販売品を注文できるサービスを始めると発表した。資本・業務提携に伴う共同事業の一環で、機内でしか買えない商品をそろえ、ともに収益拡大につなげたい考えだ。

スマホで注文できるスターフライヤーの新たな機内販売のイメージ（提供：ジャパネットHD）

　ジャパネットが自社開発したビールをはじめとする酒類や、チョコレート、ネックレスなど計8商品と注文用のQRコードを機内誌に載せ、搭乗客がスマホで買えるようにする。商品はジャパネットの物流網を活用し、最短で購入翌日に自宅などに届くという。機内誌の掲載は3月1日からで、販売は機内の通信環境の整備が完了した後に始めるとしている。

　ジャパネットは昨年9月にスターフライヤー株を約14%取得し、第2位の株主（昨年9月末現在）となっている。