福岡県豊前市の県立青豊高クッキング部が、部活動の一環でレシピを考案した新作の弁当を発表した。地元の旬の野菜などを使って彩り豊かに仕上げており、6月11日から7月中旬までの土・日曜限定で、市内の道の駅「豊前おこしかけ」で販売される。
7月中旬まで土日限定で販売
クッキング部は、2012年から「道の駅弁シリーズ」をプロデュース。部員が年2回考案する新作のレシピを基に、地元の飲食業者が商品化し、おこしかけで販売している。コロナ禍で20年から途絶えていたが、昨年復活した。
今回は、2、3年生計16人が3月から約2か月かけてレシピを考え、「まんぞく弁当」(税込み500円)と名付けた。鶏肉とタケノコの炊き込みご飯のほか、アスパラガスの豚肉巻きなど旬の野菜を使ったおかずを入れ、卵焼きには若者の味覚を意識してクリームチーズを使用した。カニかまとコーンのマヨネーズ焼きも加え、彩りにも気を配った。
3年生2人が、同市役所を訪れて弁当を披露。「性別や年齢を問わず、みんなが満足できる弁当に仕上がった」とアピールした。
問い合わせは、おこしかけ(0979-84-0544)へ。