合格する梅! 福岡農業高と11年目のポテトチップス発売

11年目を迎えた「ポテトチップス合格する梅」。今年度は「はちみつうめ味」で登場

記事 INDEX

  • 味わいも袋も最高!
  • 体育祭の曲から発案
  • キャラクター総選挙

 カルビー(東京)は、福岡県立福岡農業高校(太宰府市)とのコラボ商品「ポテトチップス合格する梅(ばい)」シリーズの新商品「はちみつうめ味」を、12月11日に数量限定で発売します。シリーズ発売11年目の今回は、初めて蜂蜜を使った味に。ユニークなキャッチコピーとともに、合格を目指す受験生を応援します。

味わいも袋も最高!


新商品のパッケージ。裏面には応援メッセージを書けるスペースも

 「味もパッケージも最高の出来です」

 12月4日、太宰府市内で開かれた新作発表会で、カルビーの興津智幸・九州支店長は新商品の手応えを語りました。


「最高の出来」

 梅の酸味と、蜂蜜のほどよい甘さが絶妙の味わい。「これを食べてホッと一息ついて、また受験勉強に励んでもらえたら」という生徒たちの思いを込め、パッケージには「ハニーリフレッシュ! 受験勉強とみつ(う)め合おう!」とのキャッチコピーを添えました。


試食する楠田市長(右端)ら

 太宰府市が取り組む「令和発祥の都太宰府『梅』プロジェクト」の一環でもあり、使用する梅は大宰府政庁跡など市の管理地でとれたもの。発表会で試食した楠田大蔵市長も「めちゃくちゃおいしい。思わず見つめ合っちゃう」と、興津支店長らと並んでPRしました。


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体育祭の曲から発案

 カルビーと同高のコラボによる「ポテトチップス合格する梅」シリーズは、2013年度から毎年発売。同社によると、学校との商品開発がこれだけ長く続くのは、全国でもここだけです。


新作発表会で開発の経緯を紹介する生徒たち

 今年度は4月から、カルビー社員が訪問7回を含む計14回、同高の授業に協力。8か月かけて、生徒たちのアイデアが詰まった商品が誕生しました。

 参加したのは、同高食品科学科の梅研究班(3年生11人)です。まず、過去10品とは重ならない18案を考えました。その中から「はちみつ」「韓国のり」の2案に絞って試作し、味を決定。梅の収穫や加工も行いました。


キャッチコピーもキャラクターも生徒たちが手がけた

 キャッチコピーの「ハニーリフレッシュ!」は、仲山陽(みなみ)さんが「体育祭の練習でキューティーハニーの曲を聴いて思いついた」とのこと。「受験勉強とみつ(う)め合おう!」のフレーズを考案した河崎伶音(れお)さんは「自分のアイデアがパッケージに載り、多くの人に届くのはうれしい」と喜びます。


試食して笑顔を見せる生徒たち

 「梅研究班だったいとこにあこがれて、この高校に入りました」という辻尚実さんは「発売を迎え、うれしさでいっぱいです」。古賀希さんも「これまで以上の品をつくろうと、班員みんなでがんばりました。(先輩たちを)超えられたと思います」と話しました。


新商品をPR

 カルビーの担当者は「かなり高校生らしいデザイン」などと高評価。興津支店長は「これだけ盛り上がっている企画はない。ずっと続けていければ」と話します。


「わたしたちがつくりました!」の文字も11人で分担して書いた

キャラクター総選挙

 「ポテトチップス合格する梅 はちみつうめ味」は内容量58グラムで、想定価格は税込み160円前後。九州・沖縄・中四国エリアのスーパーやドラッグストアで販売されます(コンビニエンスストアでの取り扱いはなし)。


総選挙にエントリーされる歴代のキャラクターら

 また、発売に合わせて、今回のパッケージに描かれた「はちりん」や過去にパッケージを飾ったキャラに投票してもらう総選挙を実施します。得票の多かったキャラへの投票者に、抽選で今回の新商品などを贈る予定。12月11日以降、福岡農業高校のホームページで詳細を紹介します。


発売を喜ぶ梅研究班のメンバー


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