「小郡鳥栖南スマートIC」の連絡道路が3月17日に開通

 九州自動車道に建設中の「小郡鳥栖南スマートインターチェンジ」への連絡道路として、福岡、佐賀両県が整備している県道が3月17日に開通するのを前に、福岡県小郡市の県道工事現場で、地元の小学生を招いて開通記念プレイベントが開かれた。

プレイベントを開催


開通記念プレイベントでヤマボウシの苗木を記念植樹する関係者


 県道は、佐賀県鳥栖市の国道3号と小郡市の県道久留米小郡線を結ぶ延長1.6キロ。鳥栖ジャンクション(鳥栖市)―久留米インターチェンジ(福岡県久留米市)間に建設され、6~7月頃に開通予定の同スマートインターチェンジとつながる。両県が2018年度から整備を進めていた。事業費は122億円。

 2月18日にあったプレイベントには、小郡小の5、6年生と保護者約90人が参加。福岡県久留米県土整備事務所の山口甲秀(かつひで)所長が「皆さんも将来、この道路を使ってほしい」とあいさつし、児童がヤマボウシの苗木を記念植樹したり、未来の自分に宛てて書いた手紙のタイムカプセルを埋めたりした。

 また、赤、青、黄の3色のパネルを路面に並べて「祝2024開通」の文字を作製。三輪自動車「トゥクトゥク」に乗って道路を走る催しなどもあった。


路面にパネルで描かれた「祝2024開通」の文字

 6年の児童は「大人になって車を運転できるようになったら、この道を走ってみたい」と話した。


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