「横山大観展」が北九州市で開幕 巨匠の名作50点を紹介

 近代日本画の巨匠・横山大観(1868~1958年)の名作50点を紹介する「足立美術館所蔵 横山大観展」(読売新聞社などの実行委員会主催)の開会式が4月5日、北九州市戸畑区の市立美術館本館で行われた。同美術館の開館50周年を記念する企画で、6日に開幕した。

市立美術館の開館50周年記念企画


内覧して大作を鑑賞する関係者ら

 足立美術館(島根県安来市)は実業家のコレクションを所蔵しており、横山大観の作品は約120点を誇る。今回は、その中から厳選した初期の代表作「無我」や円熟期の大作「紅葉(こうよう)」などを展示する。

 開会式には武内和久市長や読売新聞西部本社の国松徹社長ら約100人が出席し、武内市長が「日本が誇る巨匠の作品を一人でも多くの人に楽しんでほしい」とあいさつした。その後、関係者らはテープカットで開催を祝い、会場を内覧して作品に見入った。

 5月19日まで。観覧料は一般1700円、高校・大学生1300円、小中学生900円。月曜休館(祝日や振り替え休日の場合は翌火曜)。問い合わせは市立美術館本館(093-882-7777)へ。


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