鞍手町の新庁舎が完成 「新たな町の幕開けに」
福岡県鞍手町が同町小牧に整備してきた新庁舎が完成し、1月6日に業務を開始した。
老朽化が進んでいた旧庁舎から東に2キロの場所に建設。敷地面積1万1000平方メートル、鉄骨造3階建て。工事費は、隣接する町歴史民俗博物館別館やこども広場などの整備費をあわせて43億8000万円となった。
1階は窓口関連の部署や多目的ホール、2階には産業振興や教育関連の部署のほか住民が利用できる読書コーナーやカフェ併設のロビーを配置。3階には町長室や防災関連の部署を集約し、有事の際に迅速な対応ができるよう配慮した。
6日は午前8時半から新庁舎入り口でセレモニーがあり、岡崎邦博町長が開庁宣言を行った。その後に庁舎内で行われた式典で、岡崎町長は「役場の移転は町のイメージを大きく変えるチャンス。新たな町の幕開けとなるように皆さんと一緒に努力したい」と呼びかけた。