バレンタインに"お猪口"をどうぞ 福智町で上野焼特別展

 バレンタインデー(2月14日)を前に、福岡県福智町に伝わる国の伝統的工芸品「上野(あがの)焼」のお猪口(ちょこ)を集めた特別展が、同町上野の上野焼陶芸館で開かれている。14日まで。

 400年の歴史を持つ上野焼に親しんでもらおうと、上野焼協同組合が開く年3回の大型展の一つ。バレンタインのチョコレートにちなんでお猪口を取り上げ、同館では八つの窯元が計400点を展示した。



 飲み口をハート形にあしらったり、干支(えと)の「巳(み)」にちなんで白ヘビを縁に添えたりするなど、形や色はさまざま。いずれも1個1100円(税込み)で販売しており、来場者が手に取って見入っていた。


 同組合の担当者は「通常より安く販売しているので、気軽に使える一品を見つけ、日常生活の中で楽しんでほしい」と話した。

 同様の展示を、北九州市小倉北区の小倉城しろテラスと同市八幡東区のひまわりテラス、八女市の八女伝統工芸館で14日まで、福岡市中央区のアクロス福岡2階では10日まで開く。問い合わせは、同組合(0947-28-5864)へ。


advertisement

この記事をシェアする