福岡県みやま市や商工会などでつくる「みやまブランディング推進委員会」は、同市の魅力を伝える体験プログラム「第5回つきなみ旅」(2月22日開催)の参加者を募っている。
同プログラムは、みやまの暮らしに息づいている「食」「文化」「歴史」「風土」を生かし、月のリズム(月波)を感じることができ、「月並みではない」体験をしてもらおうと、2024年10月に始まった。
今回は、創業145年を超える同市高田町舞鶴の「玉水酒造」の5代目蔵元・山下茂さんが、酒蔵内を案内。製造工程や発酵の仕組みを学ぶ。日本酒「神力」と甘酒の試飲もある。
市商工観光課によると、原料の酒米は、地元の水田で育てられており、今回は竹を粉末にして発酵させた土壌改良材「竹パウダー」を初めて使ったとしている。
担当者は「酒米の成長も例年より良好だった。日本酒も甘酒も蔵元がこだわった特別なものなので楽しみにしてほしい」とアピールしている。
22日午後1時30分開始。定員は先着15人。参加費は2000円。問い合わせと申し込みは、市商工観光課(0944-64-1523)へ。