みやま市で敬老の日にディスコイベント 「マハラジャ」再現

イベントをPRする実行委員会のメンバーら
バブル経済期を中心に社会的なブームとなったディスコを再現してシニア世代に楽しんでもらおうと、福岡県のみやま市総合市民センターで「マハラジャナイトinみやまっくす」が、9月15日に開催される。初開催で盛り上がった2024年を上回る参加を見込んでおり、実行委員会は「楽しそうに踊るシニアの姿が市に元気を広めるはず」としている。
80歳代も華麗に踊る
シニア世代の楽しみづくりとして、同センター企画運営委員会や市内の社会福祉法人などでつくる実行委が企画した。敬老の日に合わせ、1970年代から80年代の音楽と当時を象徴するディスコ「マハラジャ」の雰囲気を再現する。
前回は、会場にカラフルな照明がきらめき、DJが当時人気を集めた音楽を流し、80歳代の高齢者らも華麗に踊った。約300人がディスコ全盛時の雰囲気を楽しみ、継続の希望が相次いだという。踊れなかったが「次回は踊って楽しみたい」と話す人も多く、同センターでは4月からダンス講座を開き、受講生らが本番に向けて練習している。
フレイル予防にも!
今回は、マハラジャ六本木などのDJに加え、大ヒット曲を次々に発表した音楽ユニット「globe」のメンバー、マーク・パンサーさんがスペシャルゲストDJとして参加する。
実行委は今回、参加者を約500人と想定しており、メンバーは「前回参加した人だけでなく、評判を知って、今回は行きたいという人も多い。ディスコイベントが地方でこれだけ盛り上がるのは珍しい」と話す。松嶋盛人市長は「長時間、踊り続ける人もいて驚かされる。ダンスは楽しいだけでなく、(心身が弱る状態の)フレイル予防にもつながるだろう」と期待している。
開催は午後1~5時で、6月1日からチケットを販売。前売りは3500円(当日4500円)。問い合わせは実行委(080-3966-8264)へ。