福岡市交通局は3月1日、市地下鉄の累計乗客数が50億人を突破したことを記念し、特別デザインのICカード乗車券「はやかけん」を発売する。
毎日50万人超が利用
同局によると、市地下鉄の乗車人数が、1981年7月の開業から今年1月までで50億人を突破。2023年3月の七隈線の博多駅延伸や訪日観光客の増加もあり、23年度の1日あたりの乗車人数はこれまでで最多の約48万2000人に上り、24年度は上半期(4~9月)で約51万7000人となっている。
記念のはやかけんには、新型車両4000系や福岡タワーなどが描かれている。500枚限定で、空港線博多駅(博多口)で3月1日午前10時~午後4時に販売(1人3枚まで、売り切れ次第終了)。価格は2000円(デポジット500円、チャージ1500円)。
プレゼント企画も
また、3月1~14日には、専用のウェブサイトから応募すると、沿線の店舗の商品や食事券が抽選で当たるキャンペーンも実施。同局の担当者は「これまでの利用に感謝を込めて企画した。今後も安心安全や利便性向上に努めていくので、引き続き利用してほしい」と話している。