来館20万人に!安川電機みらい館 オープンから10年

 ロボットの最先端技術を紹介する展示・体感・学習施設「安川電機みらい館」(北九州市八幡西区)の来館者数が6月9日、オープンから10年で20万人に達し、記念式典が行われた。


ロボットによるくす玉割りを見学した児童ら

 20万人目の対象となったのは、福岡県直方市から社会科見学に訪れた直方西小の5年生17人。安川電機の小笠原浩会長が「館内を見て算数や理科が好きになってほしい」と呼びかけ、児童にロボットの模型などの記念品が贈られた後、産業用ロボットがくす玉を割って節目を祝った。

 同館は2015年6月にオープン。ミニカーを組み立てたり、立体パズルのキューブの色をそろえたりするロボットの動作が見学できるほか、人工知能(AI)を搭載してブロックを自動で積み上げる最新のロボットを先月から展示している。

 20万人目となって「すごくうれしい」と喜んだ同小の児童(10)は「ロボットの動きがすごかった」と話していた。


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