海辺の夜を彩る「画板灯籠」 北九州市若松区の児童ら制作

 板状に加工した竹をキャンバスに絵柄や文字を彫った「画板灯籠」が北九州市若松区で点灯され、海辺の夜を彩っている。10月25日に洞海湾で開かれる「くきのうみ花火の祭典」を盛り上げる取り組みの一環で、「若松イルミネーション」の一部として来年1月12日まで飾られる。

「くきのうみ花火の祭典」盛り上げへ


若戸大橋とともに若松の夜を彩る画板灯籠

 同区久岐の浜に設置された画板灯籠22枚のうち、18枚(高さ、幅各1.8メートル)は同区内の小学校8校の5、6年生約520人が制作。花火や若戸大橋の絵、校名などが、明かりで色鮮やかに浮かび上がっている。


昨年の花火の祭典を彩った画板灯籠(提供:若松区役所)

 10月10日に点灯式が行われ、一斉に明かりがともされると、訪れた家族連れらから「すごい」「きれい」と歓声が上がった。地元で採れるトマトの絵柄を施した花房小6年の児童(12)は「みんなで頑張って作り、うまくできた。最高です」と喜んだ。


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