北九州の”ど真ん中”がいっぱい 夜景フォトコンテスト入賞作決定

小文字山の山頂で撮影した金賞の作品

記事 INDEX

  • SNS上に650点の応募
  • 北九州の新たな魅力を
  • 6月28日まで作品展示

 北九州市の夜景や名月のスポットを撮影した写真をSNS上に投稿してもらう「夜景フォトコンテスト」の入賞作品が決まりました。同市が「日本新三大夜景都市」に全国1位で選出されたことを記念した取り組みで、最優秀の金賞には小文字山山頂からの景色をとらえた一枚が選ばれました。

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SNS上に650点の応募

 コンテストは、北九州市や北九州観光コンベンション協会などでつくる北九州市国内観光客等誘致促進協議会が主催しました。テーマは「これぞ北九州! “ど真ん中”夜景」。昨年10月15日から12月25日まで、インスタグラムとツイッター上で写真を募集し、計650点が寄せられました。


コンテストの募集チラシ


 審査は、夜景に関する情報発信などを行う「夜景LOVEWalker」の編集長や夜景フォトグラファーなど5人が担当。金、銀、銅賞を各1点、佳作と審査員特別賞を3点ずつ選びました。


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北九州の新たな魅力を

 金賞に輝いたのは、夜の小文字山からの大パノラマと空に指を向けて立つ人物のシルエットが印象的な作品です。審査員からは「2人の高揚感がストレートに表現された、北九州夜景の底力を教えてくれる一枚」と称賛されました。


旧大阪商船を被写体にした銀賞の作品

 「視点を最大限低くし無駄なものを省いた構図により、幻想感がより増幅した」と評されたのは銀賞の作品。門司港レトロ地区にある旧大阪商船の建物が雨に濡れた路面に映り込み、港町の歴史ロマンを感じさせる一枚になりました。


東田第一高炉跡を撮影した銅賞の作品


 銅賞には、日本の近代化の一翼を担った東田第一高炉跡を撮った作品が選ばれました。「ものづくりの街・北九州」の表情を鮮やかな色彩とともに切り取っています。

6月28日まで作品展示

 佳作・審査員特別賞にも、皿倉山のスロープカーからの景色や若戸大橋をとらえた一枚などバラエティーに富んだ作品が並びます。


佳作(上段)と審査員特別賞(下段)の作品

 入選作は、6月28日までの7~23時(土日・祝日は8~21時)、北九州市小倉北区鍛冶町の西日本FH北九州ビル1階「NCB街かどギャラリー」に展示されます。

 市観光課の担当者は「定番の場所に加え、新スポットの掘り起こしにもつながりました。写真を通じて北九州の新たな魅力を知ってもらえれば」と話しています。


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